2009年02月20日

思わず手に取る魅惑のタイトル作成講座NO.4


▼「今日から使える!思わず手に取る魅惑のタイトル作成講座NO.4」


<クリスマス特集>
 クリスマスのほんとうの意味に思いをはせて、深くじっくりと感動
 したいあなたへ贈る「ほんとうはクリスマスに観るべき映画」
 〜映画史に残る名シーンだといわれるほんとうの意味〜



これは3つの部分に分解できます。

(1)メインタイトル

(2)サブタイトル

(3)帯紙。帯巻。オビ。


前回は(2)のサブタイトルについて解説します。

今回は(3)の帯紙。帯巻。オビについて解説します。


帯紙、帯巻、オビは、
「クリスマスのほんとうの意味に思いをはせて、深くじっくりと感動
 したいあなたへ贈る〜」。



ここでは「あなた」というように読者に呼びかけています。

どんな「あなた」かというと「クリスマスのほんとうの意味に思いをはせて、深くじっくりと感動したい」という「あなた」です。

たいていの人はクリスマスがイエス・キリストの生誕または降誕を祝うものだと知っています。

知ってはいるけれども、クリスマスにはプレゼントを買い合って彼氏・彼女に渡し合い、一緒にケーキを食べて過ごすという風潮に、みんなそうだとおもってるんだから、自分もそんなものだと思っている。

けれども、ほんとうはちょっと違うんじゃないか、と思ってもいる。

ではほんとうのクリスマスってなに? といわれれば、くわしいことなんてわからない。

そんなふうに少しでもおもったことがあるならば「クリスマスのほんとうの意味に思いをはせて、深くじっくりと感動したいあなたへ」とあれば、ちょっと興味がわくでしょう。

ここでも「ほんとう」という言葉が使われています。

これは題材がクリスマスなので、だれでも知っているつもりのものが実は、ほんとうは……となれば興味をひきやすいという特性を利用しているのです。

帯紙、帯巻、オビは、読者が本やパンフレットなどを手に取るというアクションのきっかけを与える、もしくはアクションの後押しをする役割があります。

「クリスマスのほんとうの意味に思いをはせて、深くじっくりと感動したいあなた」とは自分のことだ! と読者に思わせることで、アクションを起こさせるのです。


さて、今回とりあげた例文には改善点もあります。

それは「ほんとう」です。

「メインタイトル」「サブタイトル」「帯紙、帯巻、オビ」のすべてに「ほんとう」という言葉が使われていますが、これはちょっと使いすぎです。

どんだけほんとうやねん! そないほんとう、ほんとうといわれたら、逆に嘘っぽくなるわ。

とツッコまれるかもしれません。

でも、それも狙いでもあります。

「ほんとう」と3つ使うことは改善点であると同時に、アクションを起こさせるきっかけにもなっています。

そのきっかけとは、読者がおもわずツッコむ要素を入れておくことにあります。

本やパンフレットを手に取ることだけがアクションではありません。手に取らなくても、心の中でツッコむこともアクションです。

わかりやすくいえば「ボケ」ることで「ツッコみ」のアクションを起こさせるのです。

ボケがある。ツッコもうかな、どうしようかな。ええぇい、ツッコんだれぇ。

ツッコもうかどうか迷わせる。これは「魅惑」です。

ツッコむというアクションによって、そこにボケとツッコみの関係が生じます。

そこにコミュニケーションが生まれるのです。

タイトルで魅惑し、コミュニケーションする。

書き手と読者の間に関係を作り出す。

それがタイトル制作の極意なのです。


<クリスマス特集>
 クリスマスのほんとうの意味に思いをはせて、深くじっくりと感動
 したいあなたへ贈る「ほんとうはクリスマスに観るべき映画」
 〜映画史に残る名シーンだといわれるほんとうの意味〜



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